なぜVPS「SSDプラン」はここまで高速になるのか?

初めまして。
渋谷のSI会社でWEBディレクターとして働いている32歳のイケヤンと申します。

この業界で10年ほど働いています。
脂ののってきた2年ほど前から、大型の重要案件を任されるようになり、変な自信を付けてしまいます。

重要案件を任される俺。
苦労しながらも成功される俺。
社内の評価がうなぎ上りな俺。

有頂天になっている時に起こした超重要案件での大きなチョンボ。

某テレビ局のクイズ番組を回答を視聴者から、WEBで受け付けるシステムを構築した時のこと。
生放送のゴールデン番組だったため、短期間ながらも十数億の金が動く超重要案件。
絶対に失敗できないはずだった・・・。

だが蓋を開けてみれば、爆発的に増加するアクセスにシステムが耐え切れなくなり、サーバがダウン。
アクセス数の過小な見積もり、そしてサーバ性能の過信など原因は多々ある。
そして第1問目から司会者がお詫びをする事態に。

テンパった俺が何もできずに大声だけを張り上げている中、的確な指示を出してくれたのが先輩でもあり上司でもあるYさんだった。
Yさんが指示を出したのは、サーバをSSD搭載のVPSを切り替えるというものだった。

Yさんはボルトネックの原因をDBのデータIOにあると瞬時に見抜いていた。
IOを高速化できるSSD搭載のVPSに変えれば、ボルトネックは解消され、爆発的なアクセスにも耐えられるはずだと。

しかし第2問目まで15分しかない。
その間に100台近くのサーバを、SSD搭載のVPSに切り替えなくてはいけない。

まずYさんはVPS業者に連絡をして、大至急SSD搭載のVPSを100台用意してもらうことにした。
SSDであればVPSの立ち上げが1分ほどで終わるらしく、あっという間に100台のサーバが用意された。
ただサーバを切り替えるには、データを移動する必要がある。
データを移し替えるだけも10数分はかかると思われたが、そこでもSSDの底力が発揮された。
わずか3分で全てのサーバがデータ移行できたのだ。

ここまでわずか10分ほど。

あとはロードバランサーの設定を変え、準備は万端。

そして運命の第2問目・・・。

1秒間に90万アクセスという1問目をも超える、尋常ではないアクセス数だったが、SSD搭載のVPSは正常動いている。
各サーバのロードアベレージが0.5を上回ることも無く・・。
まさに暴風の中を運航する大型船のように、安定して淡々と動き続けるSSD搭載のVPS。

その後、全7問を無事に乗り切った。

タバコ部屋でYさんにお礼を言おうとしたが、感極まってしまう。
本当にYさんには助けられた。

そしてSSD搭載のVPSにも。

当初使っていたサーバは、通常プランのVPSだった。
その後調べたところ、通常プランは1秒間に15万アクセスの時点でオーバーフロー気味になり、23万アクセスで完全にサーバが機能しないくらい負荷が高まっていたようだ。

しかしSSDプランのVPSは、一番負荷の高まった第7問目の1秒間に140万アクセスにも、悲鳴を上げることなく平常運航で乗り切っていた。

SSDの有無で、おおよそ9倍ものパフォーマンス性能差がある。

これが私が体験した、SSD搭載のVPSの底力を思い知らされた案件だ。

その後談

渋谷のSI会社を退職することになった。
いわゆる30代の転職ってやつだ。
30代 転職

ネットではアラフォー転職とも呼ばれて揶揄されているらしい。
まあそのくらい30代の転職は厳しいと言うことだろう。
だが俺は既に転職先が決まっている。
いわゆるスカウトってやつだ。
次の会社は六本木の某有名ビルに入っている外資系WEBソリューション会社だ。
完全なる実力主義が貫かれている厳しい環境だと言う。
だが俺は試してみたい。
自分がどこまでできるのかを。
30代にもなって何でそんな血迷った転職をするだ。
そういう奴もいた。
だが俺は今の環境に甘んじて成長しないことこそが血迷った行為だと思っている。
この転職は俺をワンランク上のステージに上げてくれるだろう。
その結果をもってこの転職が失敗したのか成功したのか判断してほしい。
ではまた報告します。